社長のブログ

ユーザー視点の対義語は?

社内で、「”収益やUU”と”ユーザー視点”どちらを優先するか?」みたいな話があって、
そもそもそれは対立軸としておかしい比較だということを言いましたが、
では、”ユーザー視点”とは何で、対義語は何なんでしょうか?

 
 
答えは明確で、”ユーザー視点”の対義語は”提供者視点”です。
”収益やUUが”と”ユーザー視点”みたいな対比だと、
「夏と海どっちが好き?」位「え??そこって両立しないの?」と感じてしまいます。
一般的に考えて、海と比較するのは山ですよね。
ここをいまいちちゃんと理解せずに、施策を考えているケースが多いので、
何か合言葉というか、自問問答みたいなものが必要かなと思っていたりします。
 
 
例えば、”広告を入れること”はユーザー視点ではなく、
提供者視点なのでしょうか?
もちろん、”広告を入れて単純に利便性を落としている”としたら、
それは提供者視点というか、そもそも使われなくなるだろう・・・と思います。
ただ、
”サービス永続性を担保し、利便性も高めるために、興味関心がある範囲で広告を出す”
であれば、
”広告を出さずに永続性が微妙&利便性の改善も遅い”
サービスよりはユーザー視点といえます。
どの視点の高さから”広告”という事象を見るかによってくるかなと。
 
 
また、技術志向が強いとやりがちですが、
”リリース速度を上げるために~~な手法を取る。”
はユーザー視点ではなく、提供者視点になります。
ユーザー自体は別にリリース速度が早いことは求めていないからです。
”リリース速度があがり、改善を早く実施できるように~”
となったらどうでしょうか?それもまだ微妙です。
そもそもそこでいう”改善”は本当に改善なのか?
という話が出てくるからです。
 
ユーザー視点で確実に良くなる”改善”の内容が既にあって、
それは頻繁にリリースをかけないと出来ないような内容である。
という背景があって初めて、”リリース速度を上げる”はユーザー視点に必要な施策になります。
 
なんとなく、スマホアプリとかウェブのサービスを展開していると、
”リリース・改善速度を上げること”自体に正義を感じてしまいがちですが、
それはあくまで手段で目的はユーザーメリットを高めることです。
 
 
当然のことではあるのですが、ユーザーメリットを高める方法は、
常に複数策あるはずで、1つなはずはありません。
これしかない!と思わずに、”対比される策は必ずある”
”どっちがインパクトが大きいか客観的に比較をしよう”
そういう視点も必要だと思っています。
 
 
そういう意味で、なんでも良いので策が思いついたら、
「それによるユーザーメリットは?」
「本当にそれはメリット?」
「他と比較した?」
という3点をしっかり自問自答したいと思いますし、
メンバーにもして欲しいなと思っていますし、
私からも積極的に投げかけていきたいと思います。